急降下

2017/11/28


こわい夢を見た。

空から落ちる夢。落ちる夢の時はいつもそうだけど、もうだめだ、死んじゃう、と思った後に、体がすうっと消えていく感じがする。落ちている最中に飛び起きたから、すうっと消えたあとどうなったのかはわからない。


今回の夢はこうだ。

私はマンションの6階くらいの高さのところに浮かんでいる。見下ろすと中型の船があった。どうやら僕は海の上を飛んでいるらしい。その船に乗っている誰かが僕に向かって風船を飛ばした。
その赤と緑色をした風船を、船の上の人に向かって叩き返した拍子にバランスを崩し、空から船へと真っ逆さまに落ちていった。

どうして、どうやって空にぽっかり浮かんでいたんだろう。もしかしたら夢の中で僕は鳥になっていたのかもしれない。

風船を飛ばしたのは人間だった。その人間は友達か、少なくとも知り合いのようだった。何か会話もしていた気がする。

人間と鳥は友達になれるよということかしら。鳥は人間の言っていることがわかるよということだろうか。
はたまた、あなたは鳥にだってなれるのです、ということだろうか。

鳥たちの言葉について想いを馳せてみたりして。少し風を感じる朝に。