山形市南松原2丁目の南山形公園で4月下旬、回転遊具の損壊で児童がけがをした事故を受け、同市は7日、市内にある同型の回転遊具全61基を対象に専門業者による緊急検査を始めました。7月20日まで点検を行い、遊具の安全性を確認します。

 損壊した回転遊具は設置から30年以上経過しており、金属疲労が原因で支柱の根元が折れたとみられます。山形市は事故直後、全ての回転遊具を点検して危険性はないとしたものの、同年代に設置された28基について使用禁止としました。

同市は専門業者の公園施設製品安全管理士に調査を委託。使用可能としている33基を含め、全ての回転遊具の精密検査や支柱部分の劣化診断を行い、使用に問題がないか調査します。
 

 7日は、8公園で調査を実施。このうち山形市元木3丁目の中ノ目公園では、1993年に設置された回転遊具を点検しました。作業員が遊具を持ち上げ、支柱の根元部分の状態を確認。超音波検査で金属のすり減り具合を調べたほか、目視や触診で傷などがないか確かめました。
 この日は、どの回転遊具にも問題は見つかりませんでした。安全確認ができた遊具のみ使用を継続し、現在使用禁止としている遊具については、点検結果を踏まえて使用を再開するかどうか検討します。